「人が風水を実践すれば、必ず運がよくなる」と一般的に言われるように、
風水とは、運気上昇という面でかなり有名です。
しかし、風水を具体的にどう実践すればいいのか、何から始めたらいいのかわからない人が多くいると思われます。
なので、今回はそう言った方向けに、風水でなぜ黄色がいいのか。風水と方角の意味や関係、
また黄色に関する、花や財布などいろいろなものの風水効果についても紹介していきます。
風水の黄色とは?
風水とえば「黄色」といわれるほど風水において黄色はとても有名で、かなり風水効果があるものとされます。
しかしそれはいったいなんででしょう。
その理由まで知らない方が多数いると思われます。
なので、ここではそう言った方向けに簡単に説明したいと思います。
風水の中で、黄色などの色とは、方角と密接に関係します。
なので、単純に風水において黄色がいいという認識は正確にはあってはいません。
風水で、特に黄色という色については、風水の方角と色の関係の最後に詳しく示したいと思います。
次に、風水について、基本的な情報を紹介した後、方角と色について紹介し、そのあとにそれにまつわるもの、実際にとり入れたほうがいい、実践すべきものなどについて触れていこうと思います。
風水にはどんな意味があるの?
まず、風水の考え方の基本になっているのは「陰陽五行説」です。
これは、自然界のあらゆるものは、陰、陽というどちらかの性質をもち、そのうえで
5行とよばれる、木、火、土、金、水という5つの要素のどれかに分類される、という考え方です。
この中に人間も含まれていて、女性は「水」、男性は、「火」とされています。
陰と陽は、その名の通り簡単に言えば、暗いものと明るいものについての性質についての分類がされています。
ここで、勘違いしがちなので、陰陽の性質は陽のほうがいい、つまり明るいほうがいいという考え方です。
決して陰と陽どちらかがいいのではなく、これらのバランスがとれている、つまり調和がとれていることこそが調和を保つために重要、となるということです。
よって、これらの5行、陰陽にそれぞれの方角が割り当てられていて、それらが色との関係をもつというのが、風水を実践するうえで、重要になってくるというわけです。
詳細は、次の方角と色の関係において、紹介していきます。
方角と色に関する効果とは?
ここまで、風水に関しての概要、基本的な考え方と、それぞれが方角、色と関係してくるという話をしてきました。
ここでは、それを詳しく、特に色と方角の関係を示していきます。
つぎに方角とその五行そしてそれぞれの相性のいい色についてまとめたものを明示します。
・北(水)・・・ベビーピンク/シルバー/白
・北東(土)・・・白/赤/ブラウン/オレンジ
・東(木)・・・赤/ペールブルー/ターコイズ
・東南(木)・・・オレンジ/ミントグリーン
・南(火)・・・白/ベージュ/ライムグリーン
・南西(土)・・・ベージュ/コーラルピンク/パステルイエロー/ライムグリーン
・西(金)・・・アイボリー/パステルイエロー/ピンク/ゴールド
・北西(金)・・・クリーム/ベージュ/オペラピンク/シルバー
・中央(土)・・・パープル
このように方角と色がそれぞれ分けられていることがわかります。
よって風水とは、この方角(五行)と色の関係を参考に実践していくことになります。
ここまで、風水の方角と色の関係を説明しましたが、今回のテーマである風水の黄色についての話をしたいと思います。
改めて風水の黄色の効果とは?
風水では、黄色は陽の気をかなりもちます。
というのは、黄色とは、太陽を想起させる色で、楽しい、幸せ、明るさ、ポジティブさを連想させるからです。
このように陽の気がつよいため、陽の場所が相性がいいという風に考えてしまうかもしれません。
しかし、実際には、うえで話したように陰と陽は調和、バランスが大事だと説明しました。
よって、強い陽の気をもつ黄色は逆に、陰の気が強い方向におくことで、中和させるというわけですね。
すなわち、それが西方向となります。上記の、色と方角の関係は、調和がなされるすなわち、この意味で相性のいいものをまとめたものになります。なので、そのような相性になるわけですね。
ここで、西というのは金の属性があります。すなわち、西の風水とは、「金運」に密接に関係してくることになります。
よって、黄色とは金運アップに大きな貢献をすることになりますね。
また、西に相性のいい色として、ピンクもあげられています。
これは何かというと「恋愛運」に関係してきます。
すなわち、黄色は金運に限らず、人間関係、特に恋愛に大きく関与してくることになります。
その具体例などを次に紹介したいと思います。
黄色い花などの風水効果は?
ここで、家のつくりと方角に関して少し調べて、西の方角に何があるかを確認しましょう。
もし、西に玄関があったら。そこには黄色の観葉植物などもおすすめです。
玄関とは、家の入口、悪や厄が入ってくるばしょであるので、そこで悪除け、厄除けをするためには、観葉植物に門番をしてもらうことができます。
すなわち、黄色の花とはそういった効果がありますね。
また、ずばりこの運をアップさせたいなどの希望がない方には、気分が上がる色としても黄色はおすすめです。
黄色は、うえでも話した通り、明るい性質、陽の気をかなり強くもつので、黄色の花などをそばにおいておくだけで、気分の高揚を楽しめると思いますよ。
このように黄色には、いい効果ばっかりで悪いことなしに陽に思えますが、陽の裏には陰があるように、もちろん使い方を間違えるとよくないこともあります。
その一例として、寝室に黄色の花を飾ることです。
寝室では、睡眠をするために、リラックスする、落ち着く必要があります。
すなわち、気分が上がっていては良好な睡眠はとれないことになります。
なので、寝るときは気分を落ち着かせる陰の部分が必要になるというわけですね。
どういう財布を使うのがおすすめ?
やはり、風水における黄色とはかなり金運に関係してきます。
ここでは、金運に密接に関係する財布について、どういう財布を使うべきか、やってしまいがちな注意点などを紹介したいと思います。
「金運」とひとこときくと、お金がいっぱいたまる。貯金がふえる。などと考えがちですが、これは正解とは言えません。
風水の黄色とは、入ってくるお金が増えることには増えるのですが、その分でていくお金も増えるということです。
これは、お金が今まで以上に勝手に出ていくというわけではありません。単に財政運という話なので、経済が回るように動くということです。
すなわち、貯蓄をそこまでしない人にとってはこれはとても有利なメリットになります。
しかし、お金を貯めたいという方は、貯蓄に関する「黒色」「緑」などを一緒に財布の色にしたりアクセサリーにするといいかもしれません。
また、「茶色」も金運にいいとされていますので、財布選びにはぜひこれらの色を参考にしてみてはいかがでしょうか。
以上、今回は色と方角の風水における関係、そしてとくに黄色についての運気アップについて紹介してきました。このようにみると、風水という考え方はかなり面白いものですね。
ぜひ実践して、運気をアップさせてみてはいかがでしょうか。